・主人公最強系の小説って、どうやって書くんだろう?
・俺tueeeの主人公って、どういう風に表現すればいいんだろう?
小説家を目指す方で、こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?
本記事では、主人公最強系の小説のテンプレをお伝えします。
自分、ライトノベル作家のshiryuは、主人公最強系の小説で4シリーズの書籍化を果たしました。
(1シリーズはまだ書籍化準備中)
その内の3つはすでにコミカライズが始まっており、今のところ順調です。
そんなラノベ作家のshiryuが実践してきた、主人公最強のテンプレを紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧になり、主人公最強のテンプレをしっかりと学んで、
ご自身の小説に生かしていきましょう。
主人公最強のテンプレ!「俺tueee」はこう魅せろ!
基準になるものと比べて、最強を魅せる!
これは当然のことなのですが、
主人公の強さが優れているかを示すためには、
基準になるものと比べるのが1番です。
例えば、冒険者だったら1番わかりやすいのは、冒険者のランクみたいなものですよね。
F級から始まり、S級ぐらいまである冒険者のランク。
普通の人はC級やB級止まりだけど、主人公はいきなりS級!みたいな感じです。
とても単純ですが、とてもわかりやすい強さの表し方です。
いきなりS級とまではいかないけど、
F級で舐められている主人公が、格上のB級やA級に簡単に勝つ、みたいなのもいいですよね。
あとは、
「あいつは何百人という相手を一人で相手しても、余裕で勝つ」とか、
「あいつの力は、普通の兵士の何百人分だ」
みたいな感じですよね。
具体的な例だと、進撃の巨人がそういう評価を使ってますよね。
進撃の巨人の、相対評価での魅せ方。
・ミカサ・アッカーマンは、「並の兵士100人分に等価」
・リヴァイは、「一人で一個旅団(4000人分)の強さ」
という強さの表し方をしてましたね。
こういう感じで、強さの基準を作るのもいいです。
周りの反応で、最強を魅せる!
続いては、周りの反応です。
よくあるのが、
「すげー!!」とか「カッコいいー!!」とか、
周りにその凄さを褒めてもらって、上げてもらう感じですね。
これもいいのですが、これだけだと単純すぎるので、もう少し捻りましょう。
軽く捻って出るのは、やはり女の子からの好意ですよね。
女の子を悪者や魔物から助けたり、偶然強いところを見せるようにして、
その女の子に惚れられたり、好意を持ってもらう感じです。
これも単純ですが、王道なので使わない手はないでしょう。
それと主人公以外の男からの、憧れや敬愛ですね。
よくあるのが、
最初は「ふん、お前なんてどうせ大したことないだろ! 俺の方がすごい!」
と言ってたけど、いざ主人公がすごいところを見せたり、その男を助けると、
「すごい! 兄貴って呼んでもいいですか!?」
みたいな反応をして、憧れを持ってくれる。
みたいな感じです。
少し違いますが、「ワンパンマン」のサイタマとジェノスみたいな感じですかね。
女の子からの好意と同様に王道なので、ぜひ使って行きましょう。
あとは、もう少し捻ってみると、
他者から恐怖される、畏怖される、というのも強者感が出ますよね。
「あいつ、ヤバイらしいぞ、近づかない方がいい……!」
「あんな化け物倒すなんて、それ以上の化け物だ……!」
みたいなことを言われて、周りから近づかれなくなる。
というのも、主人公を最強に魅せる方法です。
ですがこれは一歩間違うと、
「主人公が嫌われてる」と思われてしまうので、
主人公の周りが不快すぎる感じになると、やりすぎになってしまいます。
あくまで「主人公が最強ですごい」というのを魅せる方法として使いましょう。
やりすぎにならない方法としては、
主人公が「俺は他人の評価なんて気にしない」みたいなスタンスだったら、
読者もそこまで気にならないかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
主人公最強のテンプレのやり方が、わかっていただけたでしょうか?
まとめると、
主人公最強のテンプレ!
・基準になるものと比べて、最強を魅せる!
強い冒険者や魔物を倒したり、「進撃の巨人」みたいに兵士〇〇人分の実力、のように書く。
・周りの反応で、最強を魅せる!
女の子からの好意、男からの憧れ、他者からの恐怖や畏怖を上手く使って書く。
ラノベ作家のshiryuです。この記事では小説家になろうで、ランキングに入るために必要なことを4選にまとめました。ランキ…