・キャラクターってどうやって作るんだろう?
・魅力的なキャラクターって、何を描けばいいんだろう?
そんな悩みを抱えている人が、多くいると思います。
本記事では、そんな悩みを解決します!
この記事を読めば、魅力的なキャラクターの作り方をしっかりと学ぶことが出来ます。
ここでは魅力的なキャラクターを作るためのテクニックを、5つ紹介したいと思います。
これを知れば、
登場人物、主人公やヒロインを描く際に、
どういうところを気をつけて描くか、どこを重要視するのかがわかります!
この記事を読み、あなたも魅力的なキャラクターを作り上げ、
小説家への道に大きな一歩を踏み出しましょう!
目次
魅力的なキャラクターの作り方、5選!
まず始めに、
自分の作品に登場するキャラクターを、一人の人物として捉えましょう。
作中に登場するキャラには、一人一人歩んできた人生があり、
そのキャラクターを形成するにあたって、全員バックストーリーがあります。
それをまず理解するだけでも、人物の描写に深みや厚みが出てきます。
「このキャラはこういう人生を歩んできたから、このような人格を形成したんだ」
と思いながら、キャラを作り上げていきましょう。
1つ・目的、動機を作ろう
まずキャラクターに、目的を作らせましょう!
恋愛小説だったら、「彼女、彼氏を作る!」とか
異世界ファンタジーだったら、「最強になりたい!」とかですね。
目的は、具体的であればあるほど良いです。
なぜなら、その目的をどうすれば達成できるか、などが見えてくるからです。
目的を作ることによって、そのキャラクターが作中でどう動くのか、
どういう役割なのかが、だいたい見えてきます。
そして、その目的の動機を作りましょう!
↓
学校で恋人がいない奴は、負け犬だとそのキャラは思っているから。など、なぜ、最強になりたいのか?
↓
強くなって自分を蔑んでいた奴を、見返したいから。などなど。
その目的を達成したいための、動機を作り出したら、
キャラクターがどういう考えを持っているか、
何を考えて行動するのかが見えてきます。
2つ・キャラの弱点を作ろう
キャラクターの、弱点を作りましょう!
これが、アマチュアの小説家が出来てない大きな一点かもしれません。
自分がここで言う弱点というのは、親近感が湧くような弱点です。
最初からキャラクターに大きな欠点を作りましょう!
というのは難しいです。(むしろ自分も出来てないかも…)
親近感が湧くような弱点とは、例えば……
ONE PIECEの、ロロノア・ゾロを例に挙げてみます。
知っている人は多いかもしれませんが、
ロロノア・ゾロの目的は、「世界一の大剣豪になる」です。
その動機は、「死んだ幼馴染との約束」です。
そして、弱点は……「方向音痴」ですね。
このように、とても人気なキャラなどは、
親近感が湧くような弱点を持っているものです。
ロロノア・ゾロのような、めちゃくちゃ強くてカッコいい剣士。
そんな彼でも、そのようなドジを見せることで人間味が湧くのです。
この弱点を作る、というのは案外難しいですが、
キャラクターに1個くらい、弱点を作るというのはオススメです。
3つ・キャラを葛藤させよう
葛藤、というのは、
何かと何かを比べて、どちらが大切かを決めさせる、みたいな感じです。
例えば恋愛でいうと、よくあるのが
友情を取るか、愛情を取るか、みたいなことですね。
そのキャラクターにとって、大事なものと大事なものを比べて選ばせる、
それを描くことによって、そのキャラの人物像に深みが増してきます。
ここでもONE PIECEのロロノア・ゾロを例えに出しますが、
麦わらの一味がほぼ壊滅状態になって、船長であるルフィが連れて行かれそうになります。
そこでロロノア・ゾロは起き上がり、「自分の命と引き換えにルフィと麦わらの一味を見逃してくれ」と頼み込みます。
彼は、「世界一の大剣豪になる」という目的を切り捨て、「仲間を守る」という選択をしたのです。
これは極端な例ですが、これも葛藤という例ですね。
このように、大事なものと大事なものを比べて選ばせることによって、
そのキャラを見せる上で最も大事なものが、読者に伝わります。
4つ・キャラの性格は、行動で示そう
最後に、キャラの性格は行動で示しましょう!
例えば、作中で一人のキャラクターが、
「道で弱っている子犬を見つけた」
としましょう。
「おい、大丈夫か!?」と駆け寄るキャラクターと、
「薄汚い犬だ……」と汚しそうな目を向けて立ち去るキャラクター。
どちらの方が正義感が溢れてそうですか?
どちらの方が悪役っぽいですか?
このように、キャラクターの性格は行動に繋がります。
逆に考えれば、キャラクターの行動は、性格を示すために使えます。
地の文でキャラクターの性格を説明するのも、一種の手ではあります。
しかしやはり、行動で性格を示すのが一番読者に伝わりやすく、シーンとしても作りやすいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
キャラクターの作り方、テクニックをしっかり学べたでしょうか?
まとめると、
1つ・キャラクターの目的、動機を作ろう!
2つ・キャラクターの弱点を作ろう!
3つ・キャラクターを葛藤させよう!
4つ・キャラクターの性格は行動で示そう!
ということでした。
これらをしっかりと取り入れて、キャラクターを作っていけば
読者に魅力的に映るキャラが作れると思います。
これからも小説を上手く書けるように、日々精進していきましょう!
何か質問などありましたら、コメントまでどうぞ。