皆様、前の記事は読んでいただけたでしょうか?
読んでない方は、下の記事を読んでからこの記事を読んでくださると、理解の内容が深まります!
デビュー年に小説5冊、コミカライズ連載を実現させた、shiryuの小説の書き方!小説家になろうで書籍化を狙っている人は必…
小説家になろうでラノベを書く際は、流行を意識して、読者に好まれるジャンルを分析しようと話しました。
では今回は、分析してからどうやって物語を描いていくかを、お話しします。
結論としてはタイトルにある通り、自分なりのスパイスを加えて物語を書くのです!
「自分なりのスパイスとは、なんぞや?」と皆様、思いましたか?
それは、「この作品は流行に乗っていて、なおそれらとは違うこんな魅力があるぞ!」
と、自分の中で決めて物語を書くことです!
具体的に、説明していきましょう。
ラノベの流行を分析し、自分なりのスパイスを加えて物語を書こう!
最初に言っておくと、自分もあまり小説家になろうの流行について、そこまで敏感ではありません。
特に小説家になろうが出始めたばかりの頃はまだ参加していなかったので、最近の2年ぐらいしか知りません。
それでも!
こうして何シリーズかの書籍化に至って、コミカライズを数本抱えられるようになりました!
だからご安心を!
小説家になろうの中でも、流行の移り変わりがあります。
当然ですよね。
いつも同じようなジャンル、話の展開じゃつまらないですよね。
1年ほど前から今でも、まだ小説家になろうで続いている流行というものがあります。(今は少し鎮静化されてるかな?)
皆様、わかりますか?
そう、それは……
「パーティ追放系」
です!!
小説家になろうのランキングに載っている作品を読んでいる方なら知っているかと思います。
軽く説明すると、
主人公が組んでいたパーティに、「お前弱いからいらない、クビ」といきなり追放されるところから物語が始まります。(大体のパーティ追放系は)
そして主人公がどうしようかと悩んでいるところに、他のパーティの人々から主人公の能力が評価されて「私達のパーティ(ところ)に来ませんか?」と言われ、そっちで活躍、評価されるのです。
その後の大体のお決まりは主人公を追放した側のパーティが、主人公がいなくなったことによって何か不幸な目に遭うことが多くあります。
いわゆる、「ざまぁ」展開ってことですよね(笑)
なかなか面白そうな題材ですよね!
これがここ1年ほどの、小説家になろうの流行です。
「そうなのか、じゃあ自分もこの題材で書こう!」と思った方、ちょっとストップ!!
「パーティ追放系」を適当に真似ても、他の作品と埋れてしまいます。
このジャンルは、小説家になろうで約3000作品以上あります。(自分で調べてビックリ…)
しかしその作品の中で、書籍化まで至っている作品は100にも満たないでしょう。
なぜなのか?書籍化まで至っている作品と、至っていない作品の違いは、なんなのか?
それは、他の作品とは違う強みを持っているか、です。
先程自分が並べた、「パーティ追放系」の内容を読んでただただその通りに物語を並べても、他の作品と同じように埋もれてしまいます。
埋もれないようにするには、どうするか。
それが、自分なりのスパイスを加えて、他の作品とは違う魅力を作り出す、ということです。
例えば……。
また自分の作品になってしまいますが、
「願いを叶えてもらおうと悪魔を召喚したけど、可愛かったので結婚しました 〜チョロイン嫁が怒って僕を追放したパーティを壊滅させてました〜」
という作品があります。
本作は2019年7月に連載を始め、すでに書籍化&コミカライズが決まっており、企画も進んでおります。
これもタイトルにある通り、「パーティ追放系」です。
タグの部分にも「追放」と「ざまぁ」という、「パーティ追放系」にありがちなタグをつけています。
(これから「パーティ追放系」を書きたい方は、この二つのタグをつけるようにしましょう!)
本作が他の「パーティ追放系」と違う魅力、自分なりのスパイスを加えたものは多数ありますが、二つほど紹介します。
まず、ヒロインが最強で主人公が弱い、という点。
普通の「パーティ追放系」でしたら、主人公が評価されないながらも強く、他のパーティに行くことによってその才能を開花させるというも
のが多いです。
しかし自分のは主人公は弱く、そこらに出てくるモブの男性キャラよりも遥かに弱いです。
ですが主人公が物語の最初で、悪魔を召喚してその悪魔と結婚するのですが、その悪魔が最強です。
他を寄せ付けいないレベルの最強で、最強だからこその爽快感が読者にもとても魅力的に写っている部分だと思います。
そして次に、ラブコメ要素が強め(エロ要素少々)という点です。
まずタイトルにある通り、主人公と最強悪魔ヒロインは結婚します!
そこから繰り広げられる、二人の甘々な性活……おっと字を間違えた、生活。
感想欄でも読者の皆様が、「ニヤニヤが止まらない」「初々しさが可愛くてヤバい…!」「尊い」などなど…。
他のパーティ追放系にはない強みが、読者の皆様にはどストライクのようです(笑)
まだまだ自分なりのスパイスというものはありますが、一旦ここらにしておきましょう。
このように、自分は「パーティ追放系」という流行に乗りつつも、他の作品とは違う自分なりのスパイスを加えて、書籍化&コミカライズま
で至りました。
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ぜひ気になった方は読んでみてください!
まとめ
今回はラノベの流行や小説家になろうの好まれるジャンルを分析し、それに自分なりのスパイスを加えようという話をしました。
皆様のラノベ書く参考になれたら幸いです。
そして次は、「自分なりのスパイスなんて、思いつかない……どうすればいいんだ?」という方に向けて、
スパイスの付け加え方の記事を挙げようと思います!!
楽しみにしていてください!!!
では、ここまでのお相手はshiryuでお送りしました!!