・プロットってどうやって書くんだろう?作るんだろう?
こんな悩みを、この記事で解決します!
この記事では、プロットの書き方を1から説明していきます。
そしてプロットの書き方のコツを、ラノベ作家・漫画原作者であるshiryuがお教えします!
本記事を読んで、プロットをしっかりと書いて、
小説や漫画の物語を作り上げていきましょう!
目次
そもそも、プロットって何?
「そんなの知ってるよ!」という方は、
ここを飛ばして先を読んでください。
小説の物語、ストーリー、設定などをまとめたもの。
物語の最初から最後までを短くまとめたものを、プロットと呼びます。
よくある間違いで、
「プロットってあらすじのことでしょ?」
と思われるかもしれません。
似て非なるもので、
一般的な本の背表紙にあるような「あらすじ」は、
読者に向けて書いてあるものです。
なので、物語の最初の方を書いて、興味を惹かせる「あらすじ」です。
一方、「プロット」というのは、
作者が自身の物語の内容をまとめたものなので、
最初から最後まで、しっかりと事細かに書いてあるものです。
「あらすじ」は、「〇〇の正体とは……?」みたいに、読者に興味を惹かせるもの。
「プロット」は、「〇〇の正体は〇〇で、どうやってその正体に辿り着いたか」みたいに、作者がしっかり書いたもの。
プロットを1から作ってみよう!
では早速、プロットを作っていきましょう。
例と一緒にわかりやすく書いていきます。
5W1Hで書いていこう!
1番わかりやすいプロットの書き方の一つで、
5W1Hを利用して書くというものがあります。
いつ(When)
どこで(Where)
誰が(Who)
何を(What)
なぜ(Why)
どのように(How)
というものです。
これを利用して書いていく、というのが1番シンプルなものです。
ここからは
という作品を例にとって、プロットを作っていきます。
いつ?(When)
これは、舞台設定の時代ですね。
このように、自分の作品の時代を決めておきましょう!
現実世界でも異世界でもいいので、舞台設定を考えるのはとても大事ですね!
どこで?(Where)
これは物語がどこで展開されていくか、場所を決めるということですね。
「死に戻り、全てを救うために最強へと至る」の「どこで?(Where)」は、
「主人公が生まれ育った村で」
というものです。
その後、「王都」に移ったり、「他国」に移ったりしていきます。
前提としては、「異世界」ということですね。
現実の世界だったら、「東京」だったり、
「作者自身が生まれ育った街」などはいいかもしれませんね。
生まれ育った街だからこそ、その土地の「あるある」などが描けます。
聖地巡礼みたいな感じが出来ますし、物語の幅も広がります。
誰が?(Who)
これは、主人公、ヒロイン、その他の主要人物のことです。
「死に戻り、全てを救うために最強へと至る」の「誰が?(Who)」は、
「エリックという名で、全てを失った死に戻った人物」
「主人公の幼馴染で、ティナという名前。主人公が助けられなかった人物」
みたいな感じですね。
この「誰が?(Who)」は、とても大事なところです。
魅力的なキャラクターを書くのは、小説や漫画において重要ですね。
しっかりとキャラクターをイメージして、事細かに決めておいた方がいいです。
魅力的なキャラの作り方については、下記の記事でまとめています。
よかったらお読みください。
ライトノベル作家のshiryuです。この記事では、キャラクターの作り方のコツを4つお教えします。ラノベの描き方で、魅力的…
何を?(What)
主人公が、その物語で何をするのか、ということです。
物語の展開上、とても重要な要素となってきます。
主人公が何をするのか、何を目的に行動するのかを決める、とても大事なものです。
小説の展開が決まっていくものなので、しっかりと決めましょう。
なぜ?(Why)
主人公がなぜその行動をするのか、動機付け、といったものです。
ここは主人公の過去や、心情、性格なども関わってきます。
キャラクター設定をしっかりとし、そして動機付けをしていきましょう。
どのように?(How)
主人公が目的のために、どのような行動、手段を取るか、ということです。
ここはそのまま、小説で何を書くか、どういう展開にするかに関わってきます。
自分が書きたいものをしっかりここで持ってこれるようにしましょう!
プロ作家が教えるプロットのコツ!他の作品にはない、強みを作ろう!
ここから先は、
「プロの小説家を目指したい!」
という方に向けて、
プロ作家であるshiryuが使っている、
プロットのテクニックをお教えします!
「これをやればプロになれる!」というわけではありませんが、
少しでも力になれれば幸いです。
タイトルの通り、
「他の作品にはない、強みを作ろう!」
ということです。
というかプロ作家を目指すのであれば、
「他の作品にはない面白さ、強みが、自分の作品にはある!」
ということが大事です。
そうしないと、プロ作家になれないといっても過言ではありません。
出来れば、
「この作品は他の作品と違い、ここが面白い!ここが強みだ!」
というのを、自分で言えるようになれればベストです。
自分の作品に強みを持たせるためにはどうすればいいか。
それは下記の記事などでとても詳しく書いているので、ぜひそちらをご覧ください。
ライトノベル作家のshiryuです。この記事では小説のネタに困ったときに使うテクニックを3選にしてご紹介します。これを読…
ライトノベル作家のshiryuです。この記事では、キャラクターの作り方のコツを4つお教えします。ラノベの描き方で、魅力的…
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロットの作り方を学べたでしょうか?
プロットはまだまだ奥が深く、この記事だけでは伝えきれていないものがあります。
主にキャラ設定など、舞台設定についてですね。
続きの記事も今後書いていきますので、
ぜひお楽しみに!